認知症は本当に予防出来るのでしょうか?

いま認知症は予備群も含めると高齢者の4人に1人。治療も予防も難しいとされてきましたが、予防に向けた研究で新たな発見がありました。

世界の研究者が見つけた予防のポイントは、
“脳のゴミ”をきれいに洗い流すこと。

実は40代の頃よりこの”脳のゴミ“が溜まり始めていることがわかってきました。

認知症予防の生活習慣情報
最新研究!予防のカギはアミロイドβの排出!

脳が活動したときに生まれる老廃物・アミロイドβ(通称“脳のゴミ”)です。
この物質の蓄積がアルツハイマー病発症の引き金と考えられています。

実は、寝るとアミロイドβを脳から洗い流す能力が高まることがわかってきました。
つまり、睡眠時間は脳にとって大事な“クリーニングタイム”ということです。
適切な睡眠時間を確保して、脳をお掃除するタイミングを確保することが大切です。

脳の神経細胞を活性化で予防! .

脳の神経細胞を活性化することも効果的な予防方法をご紹介します。


1. 有酸素運動
有酸素運動をすることで、神経細胞を活性化するホルモンが分泌されることやアミロイドβを分解する酵素を増やすことが期待できます。また、運動後だとよく眠れるのでアミロイドβの排出にも好影響をもたらすと考えられます。
2. コミュニケーション
他人と会話をすることは脳を活性化させると言われています。特定の人と同じような会話をするよりも色んな人と出会って新鮮な会話をするとより効果的です。お年寄りは、孫などと積極的におしゃべりすることが大切です。
3. 知的活動
頭を使いながら指先を動かすことを知的活動といい、これも神経細胞を活性化するのによいとされています。具体的には、囲碁や将棋、裁縫などがあげられます。

食事で予防を!?

研究でアルツハイマー病を予防する食事法が発表されました。
約1000人のお年寄りを平均5年間追跡した結果、全15項目のうち9項目以上を達成できていた人は、5項目以下だった人たちに比べアルツハイマー病の発症が53%も低いという結果が出ました

1. 積極的に取るといい食材を10項、
・緑黄色野菜(週6日以上)、その他の野菜(1日1回以上) 
・ナッツ類(週5回以上) 
・ベリー類(週2回以上) 
・豆類(週3回以上) 
・全粒穀物(1日に3回以上) 
・魚(なるべく多く)
・鶏肉(週2回以上) 
・オリーブオイル(優先して使う) 
・ワイン(1日グラス1杯まで)

2.控えた方がよい食材
・赤身の肉(週4回以下) 
・バター(なるべく少なく) 
・チーズ(週1回以下) 
・お菓子(週5回以下) 
・ファストフード(週1回以下)

この研究はアメリカ版で、日本人にどれだけ効果があるのか、日本人のための食事法などは現在研究中です。
日本人の食生活では塩分摂取量が多めなので、“減塩”が大切ではないかと考えられています。
実は、アミロイドβを排出するのにも神経細胞に栄養を届けるのにも欠かせないのが脳の血管。ところが、塩分の取り過ぎは脳の血管を傷つけることにつながります。
だから、脳の血管をしなやかにキープするため減塩が大切だと考えられているのです。


DHAとEPAの効果の違い
血中の中性脂肪濃度や悪玉コレステロール濃度が高くなったり、血糖値が上昇すると、血液は粘性を増してドロドロの状態になります。これを改善し、動脈硬化や高血圧症などの症状を予防するのに、EPAとDHAはどちらも有効に働きます。
DHAは、血管や赤血球の細胞膜をやわらかくする働きにより、血流を促します。
EPAは、高い血小板凝集抑制作用により血栓をつくらせないことで血流をよくします。

ホスファチジルセリンとは、人間の体を構成している細胞の膜に存在するリン脂質の一種です。脳に多く存在しているため、脳の栄養素とも呼ばれています。脳の機能改善や、アルツハイマー病の改善、進行遅延作用があるとして注目を集めている成分です。

プラズマローゲン
人や動物の体内にあり、抗酸化やイオン輸送に重要な役割を果たすリン脂質の一種です。ストレスを受けると脳細胞が酸化され劣化してしまう、これが脳疲労の主な原因ですが、プラズマローゲンは、脳細胞の酸化、脳疲労を守ってくれるのです。

山芋(ジオスゲニン)
山芋に含まれているジオスゲニンという成分を摂取するとアルツハイマー患者特有の症状が正常に戻る効果が認められました。さらにβアミロイドを減らす効果、消化酵素も豊富なため、脳と胃腸の健康維持のためにも日頃から是非摂取したい成分です。

レシチン
レシチンとは、ホスファチジルコリンとも呼ばれ、リン脂質と呼ばれる脂質の一種です。脳や神経組織などに多く含まれ、細胞膜の主要な構成成分です。体内ではあらゆる細胞の膜に含まれており、生理機能を担い、神経伝達物質のアセチルコリンをつくる際にも必要とされます。学習や記憶、睡眠、脂質の代謝にも関わっており、肝臓を保護する働きもあります。

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